温泉の疑問あれこれ:温泉に入るタイミング2026.4.20

かけ流しの温泉が好きなので、どうしても塩素の匂いが気になるようになってしまった温泉ソムリエ(飲んでるわけじゃないよ)の温泉ブログシリーズ。
今回は、意外と知らない温泉に入るタイミングの話。

お酒を飲んでから温泉に入っても良い?

まぁ旅先ではよくあるシチュエーションではありますが、基本はNOです。特に外湯では入館自体ができないっていう施設も多いです。
急性アルコール中毒や心臓発作・脳卒中なんかの心配もありますし、そこまで重症ではなくても、急激に血圧が低下したり脱水症状になったり、なんてことも。

特に一人旅とか一人温泉を愉しむ人、夫婦やカップルなどお風呂場が別の場合は、一緒にお風呂に入っている人がいないので気づかれないとそのまま死んじゃう可能性もありますからね、気をつけてください。
酔って転倒したり溺死したりっていう可能性もあります。泥酔状態だと他のお客様とのトラブルも心配ですし、無意識に声が大きくなって他のお客様に迷惑、っていうのも理由です。

外湯ではなく、旅館のお風呂なら見つからないでしょっていう話ではありますが、体に良くないのであまりオススメはしません。自己責任で。
旅先ならば、お食事の前に温泉を愉しんで、早めに寝て、翌朝温泉を再度味わうっていうのがオススメです。

温泉に入るなら食前?食後?

食前・食後、どちらも「時間をあけて」。
まず食前の入浴について。これはこれで注意が必要で、空腹状態での入浴は、低血糖や貧血で倒れたりしてしまう可能性があります。入浴はとてもエネルギーを消費する行為なので、もし食前に入浴をする場合は、水分と軽く糖分をとってから入りましょう。

旅館の部屋にお饅頭やお菓子(お着き菓子)などが用意されていることが多いですが、これはもちろんおもてなしの意味もありますが、長旅の疲れで血糖値が下がっていたりするところに、温泉に入浴することでさらに血糖値が下がってしまうことを防止する、という意味もあります。なので、お部屋についたら用意されているお菓子とお茶をいただいて、ひと息ついてからゆっくり温泉に入りましょう。

外湯の場合は、空腹状態を避けるために、軽く甘い物と水分を取ってから入浴すると良いですね。

食後に入浴する場合は、食事の直後は避けて、1時間以上空けてからの入浴がオススメです。
食事の消化に体はエネルギーを消費しています。そこに入浴をすることで血流が良くなり、本来消化器に集まるべき血液が分散されて消化不良になったり、さらに入浴による水圧で消化器を圧迫してしまいます。熱い温泉だと胃の働きを抑制してしまうことも。

食前の入浴にしろ、食後の入浴にしろ、少し時間を空けてから、が基本です。食事の際にアルコールを取るのであれば、食前の入浴が良いです。温泉の後のビールは格別に美味しいですしね。

運動した後に温泉に入っても良い?

運動で汗をかいた後、仲間みんなで温泉入ってスッキリ!気持ちが良いのはわかりますが、運動直後の温泉は注意が必要です。
特に激しい運動をした後は、筋肉の修復に血液が使われているので、温泉に入ることで血流が良くなり、本来筋肉に集まるべき血液が分散されて、疲労回復が遅くなる、と言われています。疲労回復のつもりが、余計に疲れてしまう、なんてことも。なので、運動後は30分~1時間以上あけてから入浴しましょう。
また、運動後は水分がたくさん失われた状態ですので、しっかりと水分補給をしてから温泉に入りましょう。

はしご湯など、何度も温泉に入っても良い?

兵庫の城崎温泉なんかは外湯めぐりなんかが有名で、宿に泊まりつつ、浴衣姿で城崎の温泉施設を回れるなんていう温泉好きにはたまらない温泉の楽しみ方がありますが、果たして何回も温泉に入るのは体に良いのかどうか。
普段温泉に入り慣れていない人は、1日2~3回、短時間で、というのがオススメで、長湯したり、短時間に全箇所を回ったりっていうのは、のぼせや湯あたりの原因になります。

城崎温泉に限らず、せっかくの温泉旅だし、と何箇所も温泉を回るっていうのはあんまりオススメしません。宿のお風呂+1日あたり2個所ぐらいっていうのが適度ではないでしょうか。

入浴と入浴の間には、適度な休憩と、適度な食事、十分な水分補給を。毎回体や髪を洗ったりしているとお肌も髪もガサガサになっちゃいますからね、しっかりかけ湯をして入浴しましょう。さっき体洗ったからこっちではいいや、までは良いとして、かけ湯もせずにお風呂にドボンはマナー違反ですからね。

せっかくだから最高のタイミングで温泉を

温泉副業をはじめたこと+休日は小田原に住んでるおかげでいつでも温泉巡りができるってなことで、僕は毎日のように温泉に入っていますが、みんなはそうも行かないと思うので、せっかくの温泉旅を最高な経験としてほしいと思っています。
癒されるはずの温泉旅で倒れてしまったり、余計に疲れてしまったり、なんてもったいないですからね。余裕をもったスケジューリングで、焦らずゆっくり温泉を愉しんでくださいね。

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